Quality & Trace

品質管理

品質管理と、
農薬の安全基準の徹底

タニヤマサイアムの農作物は、タイのナコーンパトム県を中心とした、約1,000の契約農家で栽培しています。
契約農家にはすべて厳しい基準を徹底し、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられるブランドである「ThaiGAP」の取得を義務付け。さらに、工場における食品の衛生・品質管理に関する国際的な基準である「HACCP」「GMP」を取得するとともに、一部農家は、より国際的な基準が必要とされる「GLOBALG.A.P」を保有。
また、農薬の使用についてはタニヤマサイアムブランドとして自信を持ってお届けできる独自の管理体制を整え、残留農薬の厳しいチェックを行っています。

 

安全な農薬の使用

⽇本は、農作物の栽培において世界でも有数の農薬を消費していると⾔われています。確かに「農薬」と聞くと、いかにも体に悪いイメージがあるかもしれませんが、実は質の良い農作物を育てるためには農薬が必要なこともあるのです。
大事なことは、「農薬の残留量」を検査し、安全で適正な使用を推奨すること。
タニヤマサイアムがお届けする農作物は、自社で安全な農薬を選定し、適正な使用方法を指導することで、安全な作物の供給を実現しています。

残留農薬を減らすために

タニヤマサイアムでは、契約農家に対して自社所有のGC-MS(ガスマス)で15年にわたる残留農薬検査を実施。のべ20万件以上の農家に対して458種類の残留農薬検査を行ってきております。
残留農薬の検査は、短期間に集中したり、時々やってみるというやり方はあまり意味がありません。
私たちは一定基準での残留農薬検査の実施を長期間にわたり徹底することで、より安全性に確かな農作物をお届けしています。

残留農薬の原因特定に対する取り組み

基準値超残留の原因分析と対策

残留農薬の問題は、チェックするだけではなく原因を追跡し、改善することが重要。
例えば原因の多くを占める「ドリフト(隣接農地からの農薬漂流)」については、隣接5m以内に他の栽培作物がある場合は遮蔽ネットを設置。常に近隣農家の農薬散布状況をチェックするなどの対策を行なっています。

無許可農薬検出回数の原因分析に対する取り組み
無許可農薬検出回数の原因分析に対する取り組み

また、万が一買い付けた農作物に基準値を超えた残留農薬が見つかった場合はただちに関係者への周知を行い、周知の30分以内には、冷蔵庫に保管されている当該農家の原料を輸出ラインから排除。
さらに圃場担当者は同日中に当該農家へ訪問し、原因追及の調査と翌日以降の買い付け中止、ならびに農家への罰則通知を行うなど、厳しい管理を徹底。
タニヤマブランドとしての安全性が認められた農作物だけを消費者へ提供する体制を整えています。

無許可農薬検出回数の原因分析に対する取り組み 無許可農薬検出回数の原因分析に対する取り組み 無許可農薬検出回数の原因分析に対する取り組み

契約農家への教育会を実施

無許可農薬の検出は、ドリフトのほか、農薬散布機の使用方法と洗浄方法に問題があるケースもあります。
タニヤマサイアムでは、そのような不意の無許可農薬の残留を防ぐため、独自に農家に対しての講習会を実施。DOA(タイ国農業省)と大学とのコラボレーションによる大規模な勉強会は、契約農家の意識改革と農作物のより高い品質向上を支える軸となっています。

契約農家への教育会を実施 契約農家への教育会を実施

1,000の農家と、ダイレクトにつながる強み

タニヤマサイアムは、1,000の農家と直接契約を結ぶことにより、500haの農地を所有。年間3,000tの収穫実績で、高品質な農作物の安定供給を叶えています。
私たちの強みは、農家と直接つながるネットワークを強く持っていること。そのためには、タニヤマサイアムという企業がひとつひとつの農家の立場になり、一緒に作物を育てるという意識を持つことが大切と考えています。

1,000の農家と、ダイレクトにつながる強み

人の手と、最先端の技術が叶える品質

虫、キズ等のチェックはもちろん、サイズごとに選別されたパッキング工程までを熟練したワーカーによる手作業で行うことにより、品質はもちろん、輸入時の植物検疫(※)を抜群の実績でクリアする生鮮輸出を可能にしています。またオクラ、アスパラガス、マンゴーは検査命令免除対象輸出者として認定されています。
※日本への病害虫の侵入を防ぐための検疫

人の手と、最先端の技術が叶える品質 人の手と、最先端の技術が叶える品質

契約農家にはすべて、厳しい基準を徹底

タニヤマブランドとして高品質な農作物をお届けするために、契約農家・工場・輸送インフラまでを含め、厳しい基準をクリアするライセンスの取得を徹底。
タイ公式ライセンスの取得は、品質面での向上はもちろん、生産者が誇りを持って農作物を作るためのやりがいにもなっています。

Thai GAP
Thai GAP

タイの農業者がGLOBALG.A.P.と同等性を備えるGAPを認証取得し、輸出促進を図るために設立された。管理項目の策定やThaiGAPの指導員養成といった技術的なサポートを行うことで、現地品質のクオリティ向上に貢献している。

HACCP
HACCP

食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握し、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理するための衛生管理基準。従来の抜取検査による衛生管理に比べ、より効果的に問題のある製品の出荷を未然に防ぐことが可能となる。

GMP
GMP

食品などの製造管理及び品質管理に関する基準。 工場の製造設備、原料の保管、製造工程、品質検査、衛生管理など、原料が入庫されてから製品として出荷されるまでの一連の工程について、製造業者(外国製造業者含む)および製造販売業者に求められる「適正製造規範」(製造管理・品質管理基準)。WHO等の国際機関や各国の規制当局が策定。

GLOBALG.A.P.
GLOBALG.A.P.

食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良事業者に与えられるブランド。対象となる農作物を欧州へ輸出する際には原則認証を取得する必要がある。

トレーサビリティ

私たちの農作物はすべて、原材料の調達から生産、流通まで一貫し、その経路の追跡が可能です。
「私たちの商品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすることは、食卓へ安心できるおいしい作物をお届けできるということ。
万一、出荷後の商品に問題が発生した場合、原材料の使用実績にさかのぼって調査して原因を究明し、再発防止ができるようなシステムを構築しています。

農家からの収穫物には、農家名が記載されている
農家からの収穫物には、農家名が記載されている
農家ごとの氏名と管理ID
農家ごとの氏名と管理ID
農家ごとの集計表
農家ごとの集計表
IDコード付
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